御殿下記念館・情報掲示板

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クリスマスイベント エアロ
 御殿下記念館  - 03/1/22(水) 14:26 -

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   クリスマスイベントの、始まり、始まりー!まずはインストラクターのご挨拶から。さぁ!汗をたっぷりかいて楽しみましょう!!

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WEB GOTEN NEWS Vol.45 2001.3.21  正しいシェ...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/11/6(火) 11:33 -

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   ☆正しいシェイプアップを

 多くの人が「からだがたるんできた」「おなかが出てきた」などの理由で
運動を始めますが、大きな成果をあげる人もいれば、うまくいかない人も
たくさんいます。効果が出た人は、より一層がんばることができますが、
効果の出なかった人は運動しても無駄と決めつけ、トレーニングを止め
てしまった結果、更に悪い状態になってしまうケースもあります。今回と
次回の2回にわたって、シェイプアップに効果的なトレーニングを説明し
たいと思います。
 まず、シェイプアップという意味から考えていきましょう。よく私たちは、
痩せると同じような意味でシェイプアップという言葉を使いますね。果た
して、シェイプアップとは痩せることでしょうか。
 太っていて、脂肪が多い人にとっては確かにそうかもしれません。で
は痩せている人にとってのシェイプアップとは、更に痩せることでしょうか。
シェイプアップの本来の意味は、形を整える、もしくは見栄えを良くする
ということだと思います。
 人間のからだのアウトラインを形作っているのは、主に筋肉です。男
性ならば、広い肩幅や、厚い胸板、逆三角形の背中、引き締まった腹
部や臀部などが男性的な力強いアウトラインを形成します。女性の場
合は、これらの筋肉の上に適度に脂肪が乗ることにより、張りのある胸
や臀部、引き締まった脚や腹部に女性的な丸みを持たせます。トレーニ
ングによるシェイプアップとは、つまりこのようなアウトラインを形成する
諸筋群をしっかり鍛え、同時にアウトラインを覆い隠してしまう余分な脂
肪(この場合皮下脂肪)を減らして、アウトラインを際だたせることを指し
ます。
 トレーニングでのシェイプアップのポイントを以下に示します。

●必ず有酸素運動とウェイトトレーニングを並行して行う
 有酸素運動(ジョギングや自転車こぎなど)だけでシェイプアップしよう
としている人が結構多いのには驚かされます。有酸素運動は確かに効
率良く体脂肪をエネルギーとして使うので、減量やシェイプアップには必
要不可欠な運動です。しかし、同時に筋肉もエネルギーとしてある程度
分解していることも忘れてはいけません。筋肉は脂肪をエネルギーとし
て大量に使ってくれる組織であり、これが減っていくと、見せかけの体重
減少とは裏腹にどんどん脂肪のつきやすい、太りやすい体質になってし
まいます。
 前記したように、シェイプアップとは、脂肪を減らしながら、筋肉をつけ
る、もしくは維持することが目的であり、脂肪を減らす効果がある運動
(有酸素運動)と筋肉を維持・増加させる効果のある運動(ウェイトトレー
ニング)の両方を常に行っていくことが必要です。1時間トレーニングす
るのであれば、そのうち、40分位を有酸素運動に、20分位を筋トレにあ
てれば良いでしょう。

●体重を減らすのではなく、除脂肪体重を増やすようにする
 ジムよく見る光景で、トレーニング直後に体重計に乗って一喜一憂して
いる姿がありますが、仮に体重が減っていても、その時点ではトレーニン
グで水分が抜けているだけということを理解しておいてください。シェイプ
アップ目的の場合、体重の増減はあまり重要でなく、重要なのは体脂肪
率であり、除脂肪体重を維持・増加させることです。除脂肪体重とは、全
体重から体脂肪量を引いた値で、脂肪以外の組織(筋肉、骨その他)の
総重量です。これを増加させるには、脂肪が減少するか、筋肉が増加す
るか、またその両方が必要になります。定期的に体脂肪計を使って体脂
肪率を測定し、筋肉が犠牲にならずに脂肪が減っているかを確認しまし
ょう。もし除脂肪体重の減りが顕著な場合は、筋トレの割合を増やし、タ
ンパク質等の栄養摂取を見直すことが必要です。
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WEB GOTEN NEWS Vol.44 2001.3.14 ウェイトト...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/11/1(木) 11:45 -

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   ☆ウェイトトレーニングを始めるときの注意点

 ウェイトトレーニングに限らず、全てのトレーニングに言えることですが、
まず重要なのは、トレーニングの目的を明確にして、その効果のある種
目を選び、その効果が期待できる方法で行わなくてはならないということ
です。何も考えず、ただ闇雲にトレーニングをしていても、無駄とは言わ
ないまでも、かなりの遠回りになってしまいます。
 初めてウェイトトレーニングを行う場合、まずウェイトトレーニングに身
体を慣らすこと、エクササイズのフォームやマシンの取り扱いの習熟な
ど、“慣れ”が第一の目的となります。その為のポイントとしては下記の4
つがあげられます。

●高強度のウェイトトレーニングは行わない。
 高負荷を使って強烈な刺激を与えるトレーニングは、確かに筋力向上や
パワーの向上、筋肥大に絶大な効果があります。しかし、筋トレに慣れて
いない初心者では、ひどい筋肉痛や、疲労感、ケガの危険性が高くなりま
す。そして、結果的にウェイトトレーニングを中断してしまうことにもなりか
ねません。
 初心者がウェイトトレーニングを習慣的に行って行くには、軽めの負荷を
用いて全身の筋肉をトレーニングに慣らして行くことが重要です。具体的
には、15回くらい持ち上がる重量を選択して、10〜12回の反復を1種目
につき、2〜3セット、正しいフォームや呼吸を意識しながら行うのがよい
でしょう。 

●種目数、セット数とも少な目にする。
 ウェイトトレーニング初心者が失敗をするもう一つの要因として、“やりす
ぎ”があります。効果を追い求めるあまり種目、セット数を増やしすぎ、オ
ーバーワークになってしまうことや、1回のトレーニングに2時間以上もかか
るため、時間がとれず、そのうちやめてしまうこともあります。
 ウェイトトレーニングを効果的に行うには、効率よく、なるべく短時間に最
大限集中して行うことが重要です。人間の集中力は、1時間半〜2時間位し
か持続しないと言われています。特にウェイトトレーニングのように強度の
高い作業の場合は、10年以上経験のあるボディービルダーでも1時間〜1
時間半位が集中力の限界だそうです。初心者の場合は、1回のトレーニン
グを、有酸素運動やストレッチも含めて1時間以内で行うのが勧められます。
筋トレは、4〜6種目を各2〜3セットとして、20〜40分ぐらい行うのが適度で
しょう。

●全身の主な筋肉をバランス良く鍛える。
 よく初心者の方で、「腕力を強くしたい」といって腕のトレーニングばかり行
う方がいます。これは間違いではありませんが、効率の悪い方法といえます。
 全身には600近い筋肉があり、それぞれが共同して動いて初めて一つの
動作を行います。例えば、腕相撲の場合、腕の筋群はもちろん、腕が胴に
つながる肩の筋群、肩甲骨を固定する様々な筋群、体幹を固定する筋群、
脚を踏ん張るための下腿の筋群など、ほぼ全身の筋肉を使っています。腕
の筋肉をいくら鍛えても、それがつながっている胴体の筋肉が弱かったら、
腕の筋力を十分に生かすことはできません。そもそも、腕や脚などの末端の
筋群より、それらがつながっている胴体部の筋群の方が、重要なのです。
 ですから、初心者が効果的に全身の筋肉をトレーニングする場合、胸、肩、
背中、腹、下背、臀部、太ももあたりの筋肉をトレーニングするのがよいでしょ
う。これらの筋群をトレーニングすることによって、副次的に手足の筋群も強
化されます。お勧めの種目は以下のとおりです。
  ベンチプレス(チェストプレス):胸、肩、上腕三頭筋
  プルダウン(懸垂):背中、上腕二頭筋
  スクワット(レッグプレス):臀部、太もも、(下背部 スクワット)
  クランチ(アブドミナルマシン):腹
  デッドリフト(ローマンチェアーバックエクステンション):臀部、下背
これらの種目をベースとして、慣れてきたら他の種目も加え、トータルが8種
目以上になる場合は、上半身、下半身と分けて行うような分割法(スプリット
ルーティン)を採用しましょう。

●なるべく高頻度(週3日くらい)でトレーニングを行う。
 初心者がウェイトトレーニングに身体を慣らすには、適度な刺激を適度な
頻度で与える必要があります。また、トレーニングによって疲労した筋線維
が完全に回復するには、おおむね48〜72時間かかると言われており、72時
間以上開けてしまうと、効果が徐々に薄れていってしまい、1週間経つとほ
ぼ、トレーニング前と同じ状態になると言われています。以上のことから、効
果を最大限に引き出すには、1日置きか2日置きがベストと言えます。そし
て週2〜3回習慣的に行える内容にすることが重要ですので、強度を高くせ
ず、短時間で効率よく、気軽にできる内容で始めてみてください。
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WEB GOTEN NEWS Vol.43 2001.3.7  トレーニン...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/30(火) 11:57 -

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   ☆トレーニングの5原則

 効果的にトレーニングを行うために、知っていた方がよいトレーニング
の原理・原則の第2弾です。3つの「トレーニング効果の原理」に続き、5つ
の「トレーニングの原則」を紹介します。

<トレーニングの5原則>

●意識性の原則:使っている筋肉を意識することも大切なトレーニング
 正しい姿勢をとり、鍛えたい筋肉にしっかりと負荷がかかるようにすれ
ばより効果的なトレーニングができます。正しい動きでトレーニングする
ためには、「今どの部分をトレーニングしているのか」、また「その部分に
ちゃんと負荷がかかっているか」を自分自身で感じながらトレーニングを
することが大切です。
 例えば、腹筋運動で、起きあがること(動作)や、何回行うかということ
(回数)自体にこだわりすぎて、腹筋以外の筋肉を使って行っていません
か?一度おなかに手を当てて、腹筋の収縮を確認しながらゆっくりとや
ってみてください。筋肉は関節をまたいで骨に付着していますので、各関
節を意識して動かすことでその関節を動かすために使われている筋肉
の動きを感じ取ることができます。

●全面性の原則:バランスのとれた体力づくり
 トレーニングには、筋力や瞬発力等を鍛えるものや、持久力を鍛えるも
の、身体の柔軟性をトレーニングするものなどがあります。それぞれの目
的に応じて、一番効果の期待できるものを選んで行うことは非常に重要
ですが、そればかりを行っていると身体全体の体力のバランスが悪くなっ
てしまいます。
 たとえば、筋肉をつけたいからといって、筋トレばかりやっていると、柔
軟性や心肺持久力が落ちてしまい、せっかくの筋力も十分に生かせなく
なってしまいます。もちろん有酸素運動ばかりでも、筋肉が弱ってしまい、
せっかくの持久力(スタミナ)も宝の持ち腐れとなってしまいます。それ以
外でも、例えば筋トレで、腕力をつけたい、もしくは腕を太くしたいといって、
腕のトレーニングばかり行う人が結構います。腕のトレーニングばかりし
ていても、特異性の原理で、脚や体幹の筋肉は鍛えられませんから、全
身の筋力バランスが崩れてしまいます。腕単体の筋力は確かに強くなる
でしょうが、その腕がくっついている体幹やそれらを支える下肢の筋肉が
弱いままだと、腕の筋力を十分に生かすことができないばかりか、強い腕
の筋力によって弱い肩などを傷める場合もあります。
 目的に合わせてトレーニングをすることも重要ですが、全体のバランス
を常に考えて、全身をまんべんなくトレーニングするようにしましょう。

●個別性の原則:トレーニングはマイペースで
 よく、「私の年齢ではどのくらいの負荷を使うのが標準なのですか。」とか、
「私くらいの年齢では、何キロ持ち上がればいいのですか。」などの質問を
受けます。確かに標準値を目標にしてトレーニングを行うのも一つの方法
ですが、体力レベルは個人個人によってかなりの差がありますし、その差
は年齢が上がるに従って大きくなります。 
 トレーニングというのは、他人と競い合うものではなく、今の自分の体力レ
ベルを着実に上げていくことが大切です。はじめから無理な負荷でトレーニ
ングをしたり、過大な目標をたててしまうと結果的に長続きしなかったり、ケ
ガをしてしまったりすることもあるでしょう。従って、標準値や他人の記録な
どはあまり気にせずに、自分にあった運動強度で、自分にあったトレーニン
グをすることが体力強化の近道となります。

●漸進性の原則:楽にできるようになったらすこしづつ負荷をあげていく
 トレーニングの効果が現れてくると、これまでの負荷では物足りなくなって
きます。
 筋力が増加するに従って、徐々に運動負荷(又は量)を高めていくことが
更なる効果を引き出すために必要です。現状に満足せず、常にレベルアッ
プを心がけるということです。
 ただ、運動は続けていくことに意義があり、運動の習慣的な継続ができな
くなるような負荷をいきなり使うことは勧められません。 あくまで自分のペ
ースで徐々に負荷を増していくようにしましょう。

●反復性の原則:続けることにこそ意味がある
 「3日坊主」は禁物です。少しでも長く繰り返して行うことがトレーニングの効
果を得る必須条件です。はじめから無理な計画を立てず、長く習慣的に行え
るよう、計画を立ててトレーニングしましょう。
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WEB GOTEN NEWS Vol.42 2001.2.27  より効果的...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/27(土) 11:42 -

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   ☆より効果的なトレーニングをしよう

 今回は、より効果的にトレーニングを行うために、知っていた方がよ
いトレーニングの原理・原則について、わかりやすく解説していきます。
 トレーニングには大きく分けて、3つの「トレーニング効果の原理」と、
5つの「トレーニングの原則」があります。これらの原理・原則を守って
トレーニングを行えば、より大きな効果を引き出すことができます。

<トレーニング効果の3原理> 

●過負荷の原理:ある程度強い運動を!
 身体に変化をもたらそうとしたら、ある水準以上の負荷を身体にかけ
てあげなければなりません。日常生活で十分に動かすことのできてい
ない部位は筋力が低下していることが考えられますので、日常生活で
出さないような力を発揮することが重要です。
 「少しきついかな」と感じる程度の負荷でトレーニングを行うとよいでし
ょう。ただし、最初から負荷のかけすぎはケガの原因になりますので、
注意が必要です。

●特異性の原理:トレーニングした部位のみ効果が現れる!
 脚の筋肉を鍛えたいのに、腕を動かす人はいないでしょう。トレーニン
グで使った場所や行った動きそのものにトレーニングの効果が最も現
れます。これが特異性の原理です。
 脚の筋トレをすれば、脚力が強くなり、階段も楽に昇れるようになりま
すが、腕は強くはなりません。

●可逆性の原理:やめたら、あっという間に元通り!
 トレーニングをして効果が現れても、それは永続的なものではありま
せん。トレーニングを完全にやめてしまったり、極端に運動頻度が少な
くなったりすると、せっかく得たトレーニング効果が消失してしまいます。
また、短期間で得た効果ほど、トレーニングを中止した後の効果の消
失も早いことが知られています。
 はじめから頑張りすぎず、無理のないマイペースでトレーニングを行い、
なるべく長く継続していくようにしましょう。

次回は、5つのトレーニングの原則について説明します。
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WEB GOTEN NEWS Vol.41 2001.2.21  有酸素運動...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/25(木) 11:14 -

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   ☆有酸素運動をしよう

 生活習慣病を予防するために有酸素運動を積極的に行いま
しょう。今回は具体的なメニューと、御殿下のマシンを紹介します。

●簡単にできる有酸素運動
 代表的なものに、ウォーキング、ジョッギングがあります。これ
らは、特別な器具や特殊な技術を必要とせず、老若男女誰でも
手軽に行える運動です。

・ ウォーキング: 時速4km〜6kmで20分程度。
・ ジョギング: 時速7km〜12km位で20分程度。
これを1日おきに、週3回ぐらいから始めてみましょう。

● 御殿下ジムナジアムでできる有酸素運動
悪天候や車の排気ガス、交通事故などの問題により屋外で運動
したくない場合は、トレーニングジムを利用しましょう。

・トレッドミル
人工的に動かしているベルトの上を走ったり、歩いたりするマシ
ンで、速度や傾斜など自分の体力や運動目的に合わせて調節
する事ができます。時速4km〜6km(ウォーキング)、7km〜12
km(ジョギング)で、20分ぐらいから始めてみましょう。

・エアロバイク
固定式の自転車のことで、好みの重さにペダルを調節しながらト
レーニングができます。特に過体重で走ったり歩いたりすると膝
に負担がかかるという方や、膝に障害をお持ちの方にお勧めです。
50W〜100W(女性)、80W〜150W(男性)の負荷値で20分ぐらい
こいでみましょう。

・エアロクライム
階段登りを模倣した動きのマシンです。エアロバイクやトレッドミル
よりも身体に負担のかかる運動です。自分の体力レベルや目的
に合わせてステップをゆっくり踏んだり、駆け足で踏んだりできます。
自転車こぎやウォーキングでは物足りないという人にお勧めです。
マニュアルモードで、レベル3〜6ぐらいで20分やってみましょう。

是非利用してみてください。
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WEB GOTEN NEWS Vol.40 2001.2.14  有酸素運動...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/23(火) 11:16 -

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   ☆有酸素運動で肥満予防

 現在、日本人の死亡原因の上位を占める病気で、3大成人病(生
活習慣病)と呼ばれているものに、ガン、脳卒中、心臓病があります。
これは、食生活の欧米化や、仕事によるストレス、及びそれに伴う酒、
たばこの消費量の増大、それとなによりも自動化、デスクワークによ
る運動不足が原因といわれています。これらの要因によって肥満が
急増し、その結果高血圧、糖尿病、心臓病の罹患率を増加させ、社
会的な問題となっています。
 それでは、どのようにして肥満を防げばよいのでしょうか。肥満を
防いだり、改善したりする最も有効な方法は、適切な食事のコントロ
ール、そして定期的に有酸素運動を行うことです。体脂肪について
詳しく説明しましたので、肥満予防のための有酸素運動のメカニズ
ムについても詳しく解説したいと思います。

● 有酸素運動とは。
 人間が運動をする場合、そのエネルギーの大半を運動開始直後は
筋肉や、血液中に蓄えられているグリコーゲンから生産します。しかし、
グリコーゲンの貯蔵量には限りがあり、運動時間が長くなるに従って、
より効率良く、しかも無尽蔵にエネルギーを供給する機構である有酸
素機構に頼るようになります。
 有酸素運動とは、体に取り入れた酸素を利用して脂肪やグリコーゲ
ンなどのエネルギー源からエネルギーを生産し、それによって筋肉を
動かす運動で、長時間行えば体脂肪をエネルギーとして効率よく使う
ことができ、肥満の予防、改善に必須の運動です。

● 有酸素運動の効果
・肥満の予防、改善(余分なエネルギーを消費。新陳代謝の向上。)
・糖尿病の予防、改善(インスリンの感受性を高める。)
・高血圧の予防、改善(毛細血管が発達するため、血圧が下がる。)
・血流量の増加(血流量が増えると、風邪を引きにくくなる、けがが早
く回復するなどの防衛体力が向上する。)
・ガン予防(定期的に有酸素運動をおこなうと、ガンの発生率が低く
なるという報告がある。)
・心肺機能向上(肺活量の増加。心拍出量の増加)

次回は具体的なメニューを紹介します。
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WEB GOTEN NEWS Vol.39 2001.2.7  もっと詳し...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/20(土) 11:31 -

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   ☆もっと詳しく体脂肪2

 前回に続き、効果的に脂肪を減らす運動について詳しく説明したい
と思います。

● 脂肪燃焼の適正強度
効率よく脂肪をエネルギーとして消費していくためには、脂肪燃焼に
適した強度を求める必要があります。単純に単位時間あたりのカロリ
ー消費量を比べてみると、強度が強くなるに従って消費カロリーは増
加します。
今回は運動強度を表す単位として、安静時の何倍のエネルギーを消
費するかを表す「MET」を紹介します。
 1METは安静時の代謝量を意味するのですが、1時間、体重1kgあた
りの消費カロリーとほぼ等しい(1MET=1kcal/h/kg)ので、これから
消費カロリーを求めることもできます。例えば、時速6kmでウォーキン
グをした場合、3.9METsとなり、安静時の3.9倍のエネルギーを消費す
ることになります。体重60kgの人であれば、1時間で、3.9METs×60kg
=234kcalのエネルギーを消費します。
 では、10METsの運動では、600kcal消費できるから効果的だろう、と
いうのは早計すぎます。なぜなら、運動強度が上がると脂質の利用率
が格段と落ちてしまうからです。脂質の利用率の観点から考えると、一
番効率の良いとされているポイントは、最大酸素摂取量(ほぼ限界の
強度にあたるときの酸素摂取量)の約50%といわれています。最大酸
素摂取量を求める一番簡単な方法は、トレーニングジムにあるエアロ
バイクの「体力測定モード」を行うことです。それで求められた、予想最
大酸素摂取量に0.5を掛け、その値を3.5で割れば個人の適正脂肪燃
焼強度がMETsで求められます。もちろん、体力がついて最大酸素摂
取量が向上した場合は、さらに高いMETになります。
 一般的な運動のMETs値は、
ウォーキングの場合、分速60m=2.7METs、分速100m=3.9METs
ジョギングの場合、分速140m=9.0METs、分速200m=12.4METs 
エアロビクスダンスの場合、6〜9METs
水泳の場合、4〜8METs              となります。
 また、別の方法では、心拍数で規定することもできます。
{(220―年齢)―安静時心拍数}×0.5+安静時心拍数
で求められた心拍数がちょうど最大酸素摂取量の50%ぐらいの強度
になりますので、この心拍数を保つようになるべく長く運動すれば効率
よく脂肪燃焼が可能でしょう。

● 適正な運動時間とは
 脂肪燃焼のための運動時間としては、一般的に20分以上の運動が
勧められています。なぜなら、運動を開始した直後は、筋肉内に蓄え
られているグリコーゲンと血液中にあるグルコースがエネルギーとし
て優先的に利用され、これらの糖質がある程度枯渇してから初めて
脂質の代謝が高まっていくためです。
 そして、運動時間が長くなれば長くなるほど、脂質の利用効率が高
まり、最大60〜65%になります。ですから20分以上で、できるだけ長
く続けることが必要です。
 以前、あるTV番組で、1回10分の運動を1日3回行うのと、1回に30分
の運動を行うのはほとんど効果が変わらないという実験結果を放映し
ていました。それを見た方から、20分以上やらないと脂肪が燃えない
というのは、嘘だったのですか?と質問されたことがありました。もち
ろん、20分以上やらないと脂肪が燃えない・・・ は嘘でしょう。なぜな
ら、私たちは、常に糖質、脂質をエネルギーとして使っている訳で、そ
の利用の割合が問題なのです。
 正確にいえば、20分以上やらないと脂質の利用効率が高まらない、
ということになります。そして、1回10分を1日3回で1回30分と同程度
の効果が出るのは、1日を通しての代謝を上げることができるからだ
と思います。運動によって上げられた代謝は運動を止めたらすぐ元
に戻るのではなく、運動後4〜5時間は普段より高い状態になります。
ということは、朝と昼と夕方に10分でも運動をして、代謝を高くしてお
けば、1日の消費量をかなり高めることができるわけです。以上のよ
うなことから、1回10分の運動を1日3回やるよりも、1回20分の運動を
1日3回やった方が断然効果的だと言えます。
 上記の要素を十分に検討して、自分にあった運動、強度、習慣的
に続けられる内容などを考慮してがんばってください。
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WEB GOTEN NEWS Vol.38 2001.1.31  もっと詳し...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/18(木) 11:41 -

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   ☆もっと詳しく体脂肪1

 これまでも肥満や体脂肪を話題にしてきましたが、今回から2回に
わたってさらに詳しい解説をしたいと思います。そして効果的に体脂
肪を燃焼させる運動について、そのメカニズムや、運動種目、適正
な強度、時間などについてもお話しいたします。

●体脂肪燃焼のメカニズム
 からだを動かすエネルギーには、大きく分けると、糖質、脂質、タン
パク質の3つがあります。私たちのからだは、これら3つのエネルギ
ー源を状況によって使い分けています。安静状態では、全エネルギー消
費量の約50%を糖質から、残りの約50%を脂質から得ています。 
 運動時には、運動強度が弱く運動継続時間が長いほど脂肪が使わ
れやすく、運動強度が強く運動継続時間が短いほど糖質の使われる
割合が高くなります。ある研究結果では、低い強度の運動を行った場
合、運動開始40分後には全エネルギーの約40%を脂肪から得てい
たが、4時間後にはそれが60%以上に増大したという報告があります。
 中程度の運動強度の場合は、脂質と糖質の燃焼率はほぼ1:1とな
り、短時間の激しい運動の場合はエネルギーのほとんどを糖質から
得ることになります。

● 運動による体脂肪燃焼の意義
 さて、安静時の脂質代謝の割合が全エネルギーの50%なのに対し、
運動開始後40分でやっと40%位と上記しましたが、それでは運動を
しないほうが脂肪は良く燃えているのでしょうか。確かに割合から見れ
ばそうですが、問題は単位時間あたりのカロリーの消費量と脂質の利
用率のバランスだといえます。結局、なるべくたくさんのエネルギーを
消費し、なおかつ脂質の利用率の高い強度で運動をすることが重要
になります。そして、定期的に運動をすることにより、からだの脂質代謝
に対する適応を高め、より効率よく脂肪を燃焼できるからだづくりがで
きます。

● 脂肪燃焼に適した運動
 人間のからだは、筋肉がモーターの役割を果たしながら動いています。
多くの筋肉を長時間動かし続ければ、それだけ大きなエネルギーを消
費します。脂肪燃焼に適した運動とは、すなわち、低強度で長時間の
継続ができ、なるべく多くの筋肉を動かす運動と定義できます。
 ウォーキング、ジョッギング、ゆっくりとした水泳、長距離の自転車漕ぎ、
ボート漕ぎ等が一般的です。あとは、自分の好みや体の状態などを考
慮してエクササイズを選ぶことも重要です。
 例えば、過体重の人であれば、膝や他の関節に負担をかけない為に、
ウォーキングやジョッギングよりも、自転車漕ぎ、ボート漕ぎ、水中ウォ
ーキング、水泳などが適していますし、陸上の選手で体脂肪を落とした
いという場合は水泳や自転車よりも、より競技に近いジョッギングやラ
ンニングが適しているといえます。 

続きは次回です。
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WEB GOTEN NEWS Vol.37 2001.1.24  ローテータ...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/16(火) 12:24 -

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   ☆ローテーター・カフのトレーニング

 今回は、野球選手ややり投げ選手等、投げる動作を行う競技者にと
って非常に重要な筋群である、ローテーター・カフ(肩腱板)について、
その重要性とトレーニングについてお話します。

● ローテーター・カフとは
 ローテーター・カフとは、肩と上腕部を結ぶ4つの小さな筋肉(棘上筋、
棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の総称で、言わば肩の安定装置のような
ものです。これらの筋は非常に薄い形態をしていて、その上を強力な
三角筋、広背筋、大胸筋、僧帽筋等の大きな筋肉が覆っています。 
 このため、ローテーター・カフをインナーマッスル、外を覆う筋肉をアウ
ターマッスルと呼ぶことがあります。アウターマッスルは、プレスやレイ
ズなどの通常のウェイトトレーニングで鍛えることができますが、ローテ
ーター・カフには、これらの方法ではなかなか刺激を与えることが出来
ません。そこで、ゴムチューブ等を使った特別なエクササイズが必要に
なってくるわけです。
 それでは、なぜ小さく薄い内側の筋肉であるローテーター・カフを鍛え
なければならないのでしょうか。ボール等を投げる動作において、ダイ
ナミックな動きを作るのは、大胸筋や広背筋等のアウターマッスルな
のでこれを鍛えることはもちろん重要です。しかし、動き全体を支える
役割を持つローテーター・カフがしっかりしていないと、アウターマッス
ルで作られた動作でオーバーストレッチしてしまうことがあります。これ
がいわゆる「肩をこわす」原因の一つと考えられています。加えて、ロ
ーテーター・カフは投球動作等のとき、腕を加速させる、減速させると
いった重要な役割があります。特に減速するときに想像を絶するストレ
スが棘下筋、小円筋にかかるので、これらをしっかりと鍛えておく必要
があります。大胸筋、広背筋、三角筋等のアウターマッスルを強化し
た場合は、同じようにスタビライザーとしてのローテーター・カフも強化
して、バランスのとれた強い肩を作りましょう。

● ローテーター・カフのトレーニング
 ローテーター・カフのトレーニングには、重い負荷は使いません。 高
重量を使ったトレーニングでは、外側の大きな筋肉が優先的に働いて
しまうため、極軽めのダンベルか、ラバーチューブ・バンドを使ってトレ
ーニングをします。

◆棘下筋・小円筋の強化
・ 背筋を伸ばして脚を肩幅に開いて立つ。
・ ゴムチューブを柱などに結びつけ、柱から遠い方の手でチューブの
端を握る。
・ 肘を90度に曲げ、脇腹にしっかり固定して、手首を曲げずに外側
に引く(上腕骨を軸として外旋させる)。
・ 戻すときはゆっくりと。
・ 20〜30回を1セットとして、3〜5セット、必要に応じて両腕を同回
数行う。
・ ダンベルの場合は、横向きに寝て、上になる手でダンベルを握り、
同じように外側に外旋させる。

◆肩甲下筋の強化
・ 背筋を伸ばして脚を肩幅に開いて立つ。
・ ゴムチューブを柱などに結びつけ、柱から近い方の手でチューブの
端を握る。
・ 肘を90度に曲げ、脇腹にしっかり固定して、手首を曲げずに内側
に引く(上腕骨を軸として内旋させる)。
・ 戻すときはゆっくりと。
・ 20〜30回を1セットとして、3〜5セット、必要に応じて両腕を同回
数行う。
・ ダンベルの場合は、ベンチ等に横向きに寝て、下になる手でダンベ
ルを握り、同じように内側に内旋させる。

◆棘上筋の強化
・ 背筋を伸ばして脚を肩幅に開いて立つ。
・ ゴムチューブの片端を片足で踏んで止めて、止めた足と反対の手
でチューブのもう一方の端を握る。
・ バンドを持った腕の肘を伸ばしたまま、前方外側斜め上にゆっくり
と引き上げる。
・ 戻すときは、ゆっくりと。
・ 20〜30回を1セットとして、3〜5セット、必要に応じて両腕を同回
数行う。
・ ダンベルの場合も同じように行う。

 御殿下記念館トレーニングジムには、専用のゴムバンドと写真入り
のトレーニング表を設置していますので、お気軽にご利用ください。
(講習会受講者のみ)
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WEB GOTEN NEWS Vol.36 2001.1.17  ウェイトト...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/11(木) 11:34 -

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   ☆ウェイトトレーニングで病気予防2

 ウェイトトレーニングが病気予防につながるというのは意外であった
かもしれません。今回は第2弾です。

●糖尿病を防ぐ
 ウェイトトレーニングは、筋肉や膵臓のグリコーゲン(糖)の代謝にも
深くかかわっています。
 ウェイトトレーニングを行うことにより、膵臓から分泌されるホルモン、
インスリンの感受性を効果的に高めることができます。糖尿病のほと
んどの原因がこのインスリンの感受性の低下だと言われていますので、
積極的にウェイトトレーニングを取り入れて、糖尿病を予防しましょう。

●癌の予防
 癌の場合、遺伝的な要素が非常に大きいと言えるので、トレーニング
によって直接的に癌が予防できるとか、癌が治ったなどということはあ
りません。しかし、大腸癌という特定の癌であれば、ウェイトトレーニン
グによって予防する効果が期待できるかもしれません。
 大腸癌を誘発する可能性の高い因子として、腸の中に消化物が長時
間溜まることが挙げられます。つまり便秘気味の人ほど大腸癌になる可
能性が高いと言えます。便秘を予防するには、腸の蠕動(ぜんどう)運動
をある程度活発にしたり、腹圧を高める能力を向上させることができれ
ば良いので、ウェイトトレーニングで腹部を良く動かし、腹筋、背筋を鍛え
ましょう。

●整形外科的障害の予防
 人生の大半を過体重で過ごしてきた人や、脚筋力が著しく弱い人の場
合、高齢になった時にかなりの確率で、変形性膝関節症などの障害を
患うと考えられます。変形性膝関節症とは、膝の中にある半月板という
クッションの役割をする軟骨がすり減ってしまい、骨同士が直接触れあ
うことにより痛みや炎症などが起こる障害です。 
 痛みのために歩かなくなり、さらに筋肉が弱って寝たきりになったり、活
動的でなくなるために運動不足になり、それが肥満を増長し、成人病(生
活習慣病)に冒されてしまうという非常にやっかいな障害です。
 この障害を予防、または改善するためには、ウェイトトレーニングなどの
レジスタンストレーニングで、膝周りの筋肉を鍛え、膝に負担がかからな
いようにする必要があります。
 その他、腹筋と背筋の筋力バランスの悪化による腰痛も深刻な問題で
す。普段から積極的に体幹部を鍛え、腰痛予防をしましょう。

 以上のように、筋力アップ、筋肥大を目的としないウェイトトレーニング
の場合は、あまり無理をして高重量、高強度で行う必要はありません。
だいたい10回がちょうど良い位の負荷を使って、10回の反復を、2〜3セ
ット行えばOKです。そして、週に2〜3回、全身の筋肉をまんべんなくトレ
ーニングしましょう。
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WEB GOTEN NEWS Vol.35 2001.1.10  ウェイトト...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/9(火) 11:52 -

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   ☆ウェイトトレーニングで病気予防1

 ウェイトトレーニングは筋力増強や筋肥大をもたらしますが、それ以外
にもからだに良い影響を与えます。今回から2回にわたって、その効果
を紹介しましょう。

●丈夫で健康な骨をつくる
 骨粗鬆症という言葉を聞いたことはありますか。これは骨からカルシウ
ムがどんどん溶けだして骨の密度が下がり、骨がスカスカになって折れ
やすくなるという恐ろしい病気です。特に閉経後の女性に多い疾病です。
一般的に、カルシウムの摂取不足が原因と言われていますが、実際の
直接的な原因はカルシウム不足ではなく、ビタミンDの不足やホルモンの
分泌減少(女性に多い)、そして一番の原因とされるのは、骨への刺激不
足です。
 骨に限らず、人間の身体の組織は常に分解と合成を繰り返しています。
骨でいえば、造骨作用と破骨作用です。骨に常に刺激を与えていれば、
造骨作用が強く働き、刺激を長期間与えなければ、破骨作用が進みます。
造骨作用が破骨作用を上回れば、骨は強く丈夫になり、その逆では、骨は
どんどん弱くなっていってしまうのです。これが骨粗鬆症を引き起こす原因
です。
 宇宙飛行士が無重力の状態で長期間滞在するときの大きな健康問題と
して、この骨粗鬆症があります。宇宙に5日間滞在するだけで、骨の密度が
なんと20%も減少するそうです。無重力下では、骨は身体を支える必要がな
く、従って破骨作用が異常に進行するわけです。それを防ぐために、宇宙飛
行士は宇宙船の中でトレーニングをしているのです。
 つまり、人間の骨というのは、常に重力などの負荷をかけ続けていないと、
どんどんもろくなってしまうのです。そこで、ウェイトトレーニングなどのレジス
タンストレーニングで、骨に重力以上の負荷を定期的に与えて、骨を強く丈
夫にして骨粗鬆症を予防しましょう。

●肥満を防ぐ
 ウェイトトレーニングをすると筋肉を効果的に発達させることができます。筋
肉は、身体の中でエネルギーを消費する最大の器官で、筋肉量が増えれば、
より多くの脂肪や糖質などのエネルギーを消費できるようになります(新陳代
謝の向上)。新陳代謝が高くなれば、それだけ多くのエネルギーを消費する
訳ですから、脂肪がつきにくく、太りにくい体質になることができます。ダイエッ
トでのリバウンド防止でも説明した通りです。
 肥満は生活習慣病の大きな原因となります。トレーニングで対処しましょう。
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WEB GOTEN NEWS Vol.34 2000.12.20 リバウンド...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/4(木) 11:27 -

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   ☆ リバウンドに注意2
 前回、リバウンドのメカニズムについて紹介しましたが、ではど
うすればリバウンドを防ぎ、効果的に減量できるのかについて説明
いたします。

● リバウンドをしない身体づくり
 リバウンドを起こさないためには、とにかく筋肉量を減らさない
ことが重要です。筋肉量を減らさないためには、筋肉に十分な刺激
と、栄養(特にタンパク質)を与える必要があります。 
 トレーニングとしては、有酸素運動と筋トレの2本立てになりま
す。しっかりと筋肉をトレーニングし、筋肉を維持、発達させ、そ
の筋肉を有酸素運動で動かして大量のエネルギーを消費することが
必要です。筋トレは、大きな筋群(脚、胸、背中)のトレーニング
を中心に5〜6種目を、各10回×3セットづつ行うようにしましょ
う。メインの有酸素運動は、20分〜40分ぐらい行ってください。

 ダイエットに関しては、各栄養素の所要量を下回らないようにバ
ランス良く食べること。特にタンパク質の摂取を多めにしましょう。 
体重1kgあたり1gが最低所要量です。

● その他の注意点
 体脂肪計を使って定期的に測定し、体重を減らすより体脂肪率を
減らすことに重点を置いてください。
 体脂肪率の減少=全身における筋肉量の割合の増加
            =代謝の向上=太りにくい体質
となりますが、トレーニングを完全にやめてしまうと徐々に元に戻
ってしまいますので、定期的に運動(有酸素+筋トレ)を継続して
いきましょう。

 年末年始は食べ過ぎ、飲み過ぎになることも多く、また運動不足
になりがちなので、特に注意が必要です。これまでの努力を無駄に
しないよう心がけてください。
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WEB GOTEN NEWS Vol.33 2000.12.13 リバウンド...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/10/2(火) 16:54 -

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   ☆ リバウンドに注意1

 ダイエットの経験がある方で、うまく体重を落とすことに成功し
たけど、ダイエットをやめた途端、以前にもまして太ってしまった、
という経験をお持ちの方は結構多いと思います。これを一般的に「リ
バウンド」と呼んでいます。今回はこのリバウンドについて、その
メカニズムをお話しいたします。

● リバウンドのメカニズム
 食事制限をしてやっと落とした体重が、短時間でアッという間に元
通り。それどころか、更に太ってしまった。つまり、ダイエット開始前
より太りやすい体質になってしまうリバウンド。さて、これはいったい
何が原因なのでしょうか。 
 減量をする場合、ダイエットで摂取カロリーを減らして痩せよう
とするのが普通です。もしくは、ダイエットとウォーキングやジョ
ギング等の有酸素運動の二本立てで、さらに効率よく痩せようとが
んばっている人もいます。 
 しかし、これらの方法で減量をした場合、それらをやめてしまう
と、かなりの確率でリバウンドを起こしてしまいます。その原因は、
代謝の低下です。
 代謝には、大別して、基礎代謝(生命維持のために消費するエネ
ルギー量)、安静時代謝(普通にいすに腰掛けている時に消費する
エネルギー量)、運動時代謝(運動をしている時に消費するエネル
ギー量)があります。これらの代謝量を決定する大きな因子に筋肉
量があります。つまり、代謝量は筋肉量に比例して高くなります。
 代謝というのは、たとえて言えば車の燃費みたいなものです。 筋
肉をエンジンと考えますと、エンジンが大きいほど、大きな力を発
生し、たくさんの燃料を消費します。つまり、筋肉量が多いほど消
費エネルギーは増大し、代謝が高くなる訳です。 
 さて、食事のみで減量をした場合、摂取カロリーが少なくなるた
め痩せていきますが、この時体脂肪だけが減るのではなく、実はか
なりの量の筋肉も犠牲になっているのです。その結果、筋肉量が以
前より減ってしまい、太りやすい体質になってしまうのです。
 それでは、食事制限と、有酸素運動の2本立てではどうでしょう
か。確かに、有酸素運動を習慣的に行っている限り、ある程度高い
代謝を維持できますので、より効果的でしょう。しかし、有酸素運
動では、筋肉量は維持できません。それどころか、過度な有酸素運
動は、体脂肪のみならず、筋肉もエネルギーとして分解されしまい
ます。つまり、太りやすい体質を作っていることに変わりはありま
せん。
 このようにして、ダイエットと運動をやめた途端に太りだしてし
まうのです。こわいですね。
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WEB GOTEN NEWS Vol.32 2000.12.6  休養の王様...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/9/29(土) 11:21 -

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   ☆ 休養の王様“睡眠”

 前回は休養の重要性について説明しましたが、からだを休めるには、
やはり”睡眠”です。

●睡眠の重要性
 睡眠が充分でないと疲れがとれず、朝すっきりと起きられなかっ
たり、1日中眠くてたまらない、身体がだるいなど色々な作用を引
き起こします。では、疲労を回復させる充分な睡眠とはなんでしょ
うか。

●睡眠のメカニズム
 睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠の2つのリズムがあり、こ
れが1セットとなって約90分のサイクルを、一晩に4〜6回繰り
返しています。時間が経つにつれて、ノンレム睡眠は少なくなって
いき、レム睡眠の時間が長くなっていきます。

・ノンレム睡眠=深い眠り。脳を休める睡眠。筋肉を回復、成長さ
せる成長ホルモンの分泌が活発。夢を見ない状態。
・レム睡眠=浅い眠り。身体を休める睡眠。筋肉は弛緩しているが、
脳は覚醒のための準備をしている状態。急速な眼球運動がみられる。 
夢を見るのはこのとき。   
 睡眠時間に関わらず、入眠持の深いノンレム睡眠や起床前のレム
睡眠が足りないと心身共に疲れがとれません。一般的にノンレム睡
眠は夕方から夜中にかけて、レム睡眠は深夜2時から夜明けにかけ
て出現しやすくなるため、就寝時間を誤ると疲労が取れないことにつ
ながります。 
 以上のことをふまえると、充分な睡眠とは、ただやみくもに長時
間寝るのではなく、脳を休め、成長ホルモンを大量に分泌するノンレ
ム睡眠と、身体を休めるレム睡眠をバランス良く取ることだと言
えます。そして睡眠のリズムをバランス良く取るためには、まず決
まった時間に寝て、決まった時間に起きるという生活のリズムを構
築することが重要です。 

熟睡するポイント
・ 適度に運動をして身体を疲労させる
・ 規則正しい生活(食事時間、睡眠時間)をおくる
・ 入浴で身体を温める・・・お風呂で体温を上昇させ、その体温
が下がってきた時に眠ると寝付きが良くなる
・ 快適な温度と湿度・・・夏は24〜26℃、冬は12〜14℃。湿度は
50%前後
・ 自分に合った寝具を使う
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WEB GOTEN NEWS Vol.31 2000.11.29 休養について
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/9/27(木) 12:08 -

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   ☆休養について

 これまでに、運動、栄養についてお話してきました。今回は運動、
栄養と共に、健康の3本柱をなす休養について説明します。

● 休養の重要性
 筋肉を高強度で動かす(トレーニングする)ことによって、筋肉
内には乳酸と呼ばれる疲労物質が蓄積していきます。乳酸は、過度に
蓄積されると筋肉の収縮を阻害したり、だるさやコリの原因となり
ます。この乳酸の蓄積を防ぐためには、定期的に身体を休める必要
があります。
 また、高強度の筋トレなどでは、筋線維が負荷によって破壊され
た後、充分な栄養と休養を与えることによって、超回復、強化され
ていくので、筋トレをした後は、十分に休養をとることが非常に大
切です。 
 筋痛がおきている場合は完全になくなるまで休み、回復してから
トレーニングをしましょう。初心者の場合は、1日置き、もしくは
2日置きにトレーニングを行えばOKです。休養が十分でないと、
疲労が蓄積し、オーバートレーニングという症状に陥ってしまいます。

● アクティブレストの勧め
 ある実験で、土曜、日曜を家でゴロゴロした場合と、軽いテニス
とジョッギングを行った場合での血中乳酸濃度の違いについて調べ
たところ、家でゴロゴロしていたグループの方が一様に高い濃度を
示しました。この結果から、休養といっても何もしないでゴロゴロ
するよりは、軽く身体を動かした方が疲労回復には効果的というこ
とができます。週末はレクリェーション的な運動で軽く汗を流すよ
うにしましょう。筋痛のある場合でも、軽く動かすことによって、
血流をうながし、筋の再生を効率よくおこなえますので、回復を早
めます。
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WEB GOTEN NEWS Vol.30 2000.11.22 サプリメン...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/9/25(火) 13:48 -

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   ☆サプリメントについて(ビタミン、ミネラル)

 前回はタンパク質のサプリメントについて説明しました。今回は
ビタミンやミネラルなどの紹介です。

○ビタミン・ミネラル剤
 身体づくりには、タンパク質以外にも様々な栄養素が必要です。 
なかでもビタミンやミネラルは身体づくりやコンディションの維持
に非常に大切な役割を果たしています。これらの栄養素は、タンパ
ク質同様、運動量が増すほど消費されるという特性があるので、生
活、運動レベルに合わせて摂取量を考える必要があります。ビタミ
ンやミネラルには、取りすぎてしまうと中毒症など身体に害を与え
る物もありますので、単体で取らずに、総合ビタミン・ミネラル剤
(マルチビタミン)として販売されているのを利用すると良いでし
ょう。

 ▼効果的な摂取法
 総合ビタミン・ミネラル剤の場合、1日1〜2回、朝と晩に摂取。

○クレアチン、グルタミン
 クレアチンは筋肉内に貯蔵されている物質で、筋肉を動かすとき
の最初のエネルギー源となります。クレアチンがたくさん筋中に貯
蔵されていれば、それだけ大きなパワーが出せると言われています。 
またクレアチンには水分を筋肉内に取り込む作用もあるため、筋肥
大にも効果的と言われています。
 摂取する場合は、1日25gを4〜5日間(ローディング)、その
後、1日5gを毎日摂取(メンテナンス)します。

 グルタミンはアミノ酸の1種で身体のアミノ酸の60%を占める
と言われています。この栄養素は、筋肉の異化作用(分解)を抑え
る働きがあると言われています。
 ハードなトレーニングを習慣的に行う人や病気などで免疫機能が
低下している人は筋肉の異化作用が激しく起こっているので、十分
にグルタミンを摂取することをお勧めします。

 クレアチン・グルタミンとも、値段が高いうえ、ハードにトレー
ニングをする人やアスリートなどが摂取するべき物なので、一般に
はあまり必要のないサプリメントかもしれません。
 これらのサプリメントを上手に利用すれば、ダイエット、身体づ
くり、競技パフォーマンスの向上などに、多大な効果をもたらして
くれます。試してみて下さい。
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WEB GOTEN NEWS Vol.28 2000.11.8  腹筋を鍛...
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/9/20(木) 11:46 -

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   ☆腹筋を鍛えよう

 腹部は男女問わず皮下脂肪のつきやすい部分です。腰痛の予防や、
内臓の働きを助けるなど、健康のためにも腹部のトレーニングは欠
かせません。今回は腹部を構成する代表的な筋肉である腹筋につい
てお話します。

●腹筋の重要性
・腹筋が姿勢を支えている
 腹筋は良い姿勢を保つために必要です。外見だけでなく、スポー
ツでもケガの予防の点からも重要な筋肉です。
・良い姿勢とは
 良い姿勢の基盤となるのは、強力な腹筋と背中の筋群です。腹筋
は腹腔内圧を維持、もしくは高めて、脊柱を安定させるとともに、
骨盤の自然な前傾(骨盤の下部は前方に傾いている)を保つために
も役立っています。
・腹筋が弱いと
 腹部が前方にせり出してしまい、腰を支える腹腔内圧が十分に得
られず、骨盤が後ろにでてしまう(臀部が突き出る)姿勢になり、
腰に負担がかかってしまいます。
※ 女性の場合、サポート力の強いストッキングや、ガードルに頼り
過ぎると、筋肉という自然のガードルの力が弱まってしまいます。

●腰痛を防ぐ
・腹筋と腰痛の関係
 下背部の筋群に比べて、腹筋が非常に弱いこと、急性でも慢性の
腰痛でもこのことが原因であることが多いです。腹筋、背筋バラン
スが悪いと、スポーツや日常生活でも、常に腰の筋肉を必要以上に
働かせることになり、脊柱を支えている筋肉や靱帯に大きな負担を
かけてしまいます。さらに、腹圧の低下によりお腹が出てくると、
腰椎の自然なカーブを必要以上に曲げてしまいます。つまり、腹筋
が弱く、過体重の人は必然的に腰痛が起こりやすくなるのです。

●腹筋の筋力を評価してみよう
 仰向けに寝て、膝を立てて、脚を押さえずに出来るだけ高く状態
を起こしてみる。(回数1回)
・ どうやっても起きあがれない → 筋力レベル(致命的)
・ 腕を前に伸ばしてできた場合 → 筋力レベル(弱い)
・ 腕を胸の前に組んでできた場合 → 筋力レベル (普通)
・ 腕を頭の後ろに組んでできた場合 → 筋力レベル(強い) 

●自宅で出来る腹筋トレーニング
 腹筋の上部と下部をバランス良く鍛えるため、それぞれ代表的な
エクササイズを紹介します。
 ▼腹筋上部を効果的に鍛えるには → トランクカール(クランチ)
1.台の上に下腿をのせ、仰向けに寝転がる。手は首の後ろか、胸
の前に組んでおく。
2.息を吐きながら、腹筋に意識を集中し、おへそを見るようにして頭、
ついで肩を上げる。
3.両肩が床から離れた所でいったん停止し、ゆっくりと元に戻る。
この動作をゆっくりと20回繰り返す。
 ▼腹筋下部を効果的に鍛えるには →レッグレイズ
1.床にまっすぐ仰向けになり、両手を腰の下に置く。
2.息を吐きながら、膝が胸に付くように両脚を持ち上げていく。 この
時、膝は90度くらい曲げる。
3.骨盤が床から浮いた所でいったん停止し、息を吸いながらゆっくり
と戻る。
※ 脚を持ち上げるより、骨盤を回旋させることを意識しましょう。
4.この動作をゆっくりと20回繰り返す。

●背筋も鍛えましょう
 脊柱を守り、体幹を安定させるためには腹筋と背筋のバランスが重
要です。バランスよく鍛えましょう。
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WEB GOTEN NEWS Vol.27 2000.11.1  肩こり対策
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/9/18(火) 11:26 -

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   ☆肩こり対策

 腰痛に続いて、今回は肩こり対策です。

●原因
 肩こりは、頭部を支える筋肉である僧帽筋が、同じ姿勢を長時間
続けたり、猫背などの不良姿勢を長時間続けたりすることによって
血行不良をおこし、やがて筋肉中に疲労物質(乳酸)が蓄積するこ
とで起こります。筋肉の少ないやせ型の女性に多い症状です。外因
的なものでは、交通事故などでむち打ちになった人が訴える場合が
多いです。

●対策
1. 局部(僧帽筋)を温めて、血行を良くし、筋肉や腱を柔らかくしま
しょう。
(40〜42℃の温水に、15〜20分ぐらいが良い)

2. 定期的に緊張した部位(僧帽筋)を動かしましょう
首を大きく回す運動、肩を大きく旋回する運動、肩をすくめる運動を
各10回×2セット程度。

3. 良い姿勢を保ちましょう
背中を丸めた姿勢(猫背)は避けて、しっかりと胸を張った姿勢を保
ちましょう。

4. 普段から肩周りの筋肉のトレーニングをしましょう
肩周りの筋肉を強化して、肩こりの原因である乳酸があまり蓄積し
ない状態にしましょう。
ショルダーシュラッグ(ダンベルを持っての肩すくめ運動)を、10回×
3セット行いましょう。
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WEB GOTEN NEWS Vol.26 2000.10.25 腰痛対策
 スポーツ相談室 E-MAIL  - 01/9/13(木) 11:22 -

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   ☆腰痛対策

 腰痛と肩こりは現代日本人の国民病とまで言われていますが、今
回は腰痛について、その予防と改善策をトレーニングの観点からお
話しします。

● 原因
 腰痛の原因は、大きく外的なものと内的なものに分けられます。
外的な要因としては、事故や重いものを不意に持ち上げたりするこ
と、長時間の無理な姿勢やスポーツなどのストレスの蓄積がありま
す。内的なものは、主に筋肉の衰えや、加齢に伴う組織の変性、筋
肉のバランスの崩れなどがあり、慢性的な腰痛の実に8割はこの内
因的な腰痛だといわれています。これらにより、ヘルニア、腰椎す
べり症、腰椎分離症、ぎっくり腰などが引き起こされます。

●対策
1. 重さに耐えられる筋力づくり
 日常の生活やスポーツのなかで、腰(脊柱起立筋)は全ての動作
に関与します。筋力のない人は余裕がなく、腰がすぐに疲れてしま
います。そして、疲れた状態(しっかりと体幹固定ができない状態)
で動作を続けると、腰椎に負担がかかり腰痛を引き起こす可能性が
高まります。
→ 背筋台を使ったバックエクステンションやフリーウェイトを使
ったデッドリフトなどで積極的に背筋群をトレーニングしましょう。

2. バランスの良い筋肉づくり
 骨盤は脊柱起立筋と腹筋の筋力バランスと、大腿四頭筋とハムス
トリングス(太ももの裏側)の筋力バランスによって正常な位置を
保っています。腹筋が弱く、ハムストリングスも弱い人(一般に非
常に多いタイプ)は骨盤が前傾しがちになり、腰の反りが大きくな
って腰痛を起こします。
→ 腹筋をしっかり鍛え、普段あまり使わないハムストリングスも
しっかり鍛えて腰への負担をなくしましょう。

3. 姿勢に気をつけましょう
 物を持ち上げるとき、身体から遠くで持ち上げると、近くで持ち
上げたときより1.5〜2倍の負担が腰にかかります。
→ 特に重い物でなくても、物の近くに身体の中心軸を持っていき、
腰が曲がらないように注意して持ち上げましょう。この時、顔を正
面に向け、しっかりと胸を張るとさらに負担の少ない姿勢になります。

4. 腰を動かしましょう
 生活の中で腰は大きく動くことはあまりないのですが、常に姿勢
の支持に使われ、緊張状態が続いています。一般に運動不足の人は
血流が悪く、硬く張った状態になっている場合が多いようです。 
→ この緊張状態をとるには、軽い背筋運動と適度な有酸素運動で
血流を促進させ、ハムストリングス、お尻、背中をストレッチで緊
張をほぐし、さらにマッサージをすると良い状態になります。普段
は、前屈、伸展や腰の回旋運動などを1日数回行い緊張をほぐしま
しょう。
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